こんにちは。

ピアノ講師の中本です。

今年4月にチェンバロの特別レッスンを初めて開催し
「ふー頑張ったぁ、やれやれよしよし」と思っていたら、
早いもので、秋に第二回目を開催する運びとなりました。

生徒さんの成長が、早い早い!
うかうかしていられません。

講師にお迎えしましたのは、
チェンバリストの流尾真衣先生です。
先生のHPはこちら

レッスンの片鱗ですが、動画にて是非ご覧下さいませ。
(後半に少しだけ音でご紹介しています。)
2台のチェンバロのピッチと音色の違いや、
ビフォーアフターで、生徒さんの
タイミングの取り方が上手になっている点を
お気づきいただけると嬉しく思います☆

今回の参加曲は下記です。
小4女の子(ピアノ歴1年)
→ミュラー作曲『スケルツォ』
(プレインベンション34番)
→ペッツォールト作曲『メヌエット』
小2女の子(ピアノ歴3年
→オペラ『リナルド』より『私を泣かせてください』
小2男の子(ピアノ歴3年)
→プレインベンショ55番(ヘンデル作曲『サラバンド』)

使用した楽譜はこちらです。

今回はなんと2台のチェンバロをご用意いただき、
赤いチェンバロは
現代のピアノと同じモダンピッチ(A=442Hz)、
緑のチェンバロは
当時のバロックピッチ(A=415Hz)で
調律いただいております。

1台触らせていただくだけで貴重な機会なのに、
ピッチの違う2台を経験できるなんて!
生徒さんと連弾をさせていただいて良かったぁと
私も思っています。

生徒さんの成長を感じられて嬉しかった点が
沢山あります。
前回のチェンバロレッスンでは、
小2の2名が集中しきれず、
途中退席をしてお散歩に行きましたが、
今回は演奏者の真横にずいずいと進み出て、
最後までじーっと集中して見ていた点です。

また、初参加の小4生徒さんは、
人前で演奏する事にとても抵抗があったのですが、
勇気を出して参加し2曲演奏、
そして最後は「楽しかった」と言ってくれました。

子供は経験の数だけ、確実に成長するのだな、と
思いました。
演奏の完璧を求めるよりも、
今出来る演奏で、経験の数を積ませる教室へと
もっと成長して行きたいと思います。

「今度はチェンバロ工房に遠足に行こう」とか
「声楽の先生に、今回のヘンデルの曲の歌を習って
イタリア語で歌おう」などなどの企画案が
上がっております。

諸々実現出来たら、また報告させていただきます☆
流尾先生、引率のお母様、ありがとうございました!