こんにちは。
今年は、2人の息子達を
べーテン音楽コンクールへと出場させています。
私はピアノを教えるのが仕事ですが、
息子に関しては、私がちょっとアドバイスするだけで
す~ぐ喧嘩になるので(;’∀’)、
基本的に、それぞれのピアノの先生に
お任せするスタイルになっています。
なるべく口を出さないように頑張っています。
今日は、地区予選を通過した次男の、
地区本選の日でした。結果、銀賞で通過です。
私の息子達は、まず、練習嫌いです。
1日5~10分の練習をしたり、しなかったり・・・。。
なので、最初は先生方に申し訳なさすぎて、
コンクール出場も(私が)乗り気ではなかったのです。
ですが、
私自身は、ピアノ指導者として、
生徒さんとコンクールにもチャレンジして行きたい!
のです。
今年は、生徒さんに出場希望者がいなかったので
「では息子達を出してみよう、
(私に勉強させておくれ!)」
という事で、チャレンジした訳です。
ピアノ講師としては気付く点が多々ありました。
やはり、普段のレッスンから、生徒さん自身に
「本番の緊張感」「ホールの響き」「お客様に届ける演奏」
を意識して、伝えておくべき点が
まだまだ沢山あるなと思いました。
身体の使い方ひとつで、音色が変わる。
音色が良いと、音楽が活きる。
長いフレーズ感、音のバランスなど、
まだまだ、生徒さん達に伝えきれていない事が
あるなー、と感じました。
ですが、今回は、生徒さんへのレッスン云々よりも、
「練習嫌いな男児達の親」として、
大変に思う事が、結構ありました。
☆課題曲が発表されてから、本番までの期間が長い!
☆先生に沢山アドバイスいただくのに、本人達が
練習しないから吸収しない!先生に申し訳ない!
☆練習しない!おっ練習した!と思ったらすぐ終わる!
☆少しコンクール曲が弾けて来たら、今度は
コンクール曲しか弾かない(教本が止まる!)
本当に、ジリジリとした気持ちで過ごした夏でした。
ですが、やっぱり、本番が終わって思うのは
「子供を成長させるのは、『経験の数』だ」という事です。
「あれこれ教えたから成長する」のではなく、
「喧嘩しーしー一緒に練習したから成長する」のでもなく、
(勿論、それも大事なんですけど、)
「行ってこい!どん!」と一人で本番の舞台へと
送り出すから成長するのだと思います。
発表会には出ない、人前では弾かない、
という習い方もありだとは思いますが、
やはり本番は是非沢山経験して欲しいと
思います!
「弾けない気がする」と言っていた課題曲を
急にコツをつかんで何十回も練習しだしたり、
「トロフィーが欲しくなって来た」と
ソワソワしだしたり、、、。
演奏の中に、フッと音楽的な成長を
感じる瞬間もあり、
結果云々よりも、
本人の成長を嬉しく感じました。
生徒さん達、是非来年、
一緒にチャレンジしましょう☆彡
舞台に立つ経験は、きっと皆を成長させてくれます!